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2008/02/24

手にとるようにユング心理学がわかる本

いや、ぶっちゃけ「手にとるように」はわからなかった。まだまだ書き方が学術的であり、著者本人は「いちばんやさしく解説した」つもりなのかもしれないが、割とじっくりよく考えながら読む必要があった。
原因をつらつら考えるに、イラストがうまく整理されてないのだと思うに至った。わかりやすい図があって、それを補足する説明が書かれていると、入りやすいと思うが、この本はまず文章ありきで、そこから図をおこしていると思われる。このやりかただと、あくまでも文章を読み解くまでは真意がわからないので、わかりにくいものとなる。
・・・まぁ、これはこの本に限った話ではないが。
まとめは続きに記載。

ISBN978-4-7612-6485-7
http://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?isbn_cd=978-4-7612-6485-7

・ユング心理学は、心の病を治す医学
・人は意識と無意識を持っている
・意識と無意識のバランスが崩れると心の病になる
・言語連想検査の反応スピードが重要
・無意識を「たとえた」ものがイメージ(=夢)である。
・無意識を「象徴」したものがシンボルである。
・心の病を治す3つのステップ
 1.その人の普段の心構えに、どんな「当人にとっての無理」があったのか
 2.なぜそんな無理を、普段してしまっていたのか
 3.その人の「無理のない健全な意識」とは、本当はどんなものなのか、段取りを踏んで丁寧に考えていく。
・内向的な人は、周囲の出来事が「自分の心に合っているか、受け入れられるか」を問題とする。
・外向的な人は、関心や興味が外の世界に向いている。自分の好みでなくても、街中の有名人には近づく。
・思考・感情・感覚・直感の心理機能
 思考機能:対象物が論理的にどのようなものかを理解する
 感情機能:対象物が気持ちのよいものかを決める
 感覚機能:対象物の色や形、大きさや位置などを把握する力
 直感機能:対象物を元に、連想やアイディアなどをひらめく力
・合理機能と非合理機能
 合理機能:思考機能と感情機能のセット。論理性・理性的で経験によって培われる。
 非合理機能:感覚機能と直感機能のセット。目の前に現れた事象にピンと反応する。あまり経験には左右されない。
・8つの性格パターン
 外向的思考タイプ:学者肌
 内向的思考タイプ:哲学者肌
 外向的感情タイプ:流行を追いかける人
 内向的感情タイプ:修行者のような人
 外向的感覚タイプ:職人肌
 内向的感覚タイプ:評論家肌
 外向的直感タイプ:発明家タイプ
 内向的直感タイプ:詩人タイプ
・客観的に判断できるのが事実。事実とは関係なく当人が気にしているのがコンプレックス。
・コンプレックスは無意識のこだわりなので、当人には根拠や理由が説明できない。
・元型とは、人の心の感じ方の基本。古今東西人類共通のもの
 ・母親元型(グレートマザー)
  ・生み出すもの
  ・慈しむもの
  ・包み込んでくれるもの
 ・父親元型(老賢者)
  ・立派さ
  ・公正で厳格
  ・悪いことをすれば正してくれる
 ・アニマ
  ・男が持つ女の心
  ・愛
  ・4段階
   1.生物学的アニマ
   2.ロマンティックなアニマ
   3.霊的なアニマ
   4.叡知のアニマ
 ・アムニス
  ・女が持つ男の心
  ・理法
  ・4段階
   1.力のアムニス
   2.行為のアムニス
   3.言葉のアムニス
   4.意味のアムニス
 ・ペルソナ(仮面)
  ・自分でも認めている仮面のこと
  ・様々な危険性
   ・自分に合わないペルソナは危険
   ・ペルソナと人間性が同一化する危険
 ・シャドー
  ・自分の心の中の悪
  ・拒否ではなく、コントロールすべきもの
・投影とは、自分のシャドーやコンプレックスを他人に投げかけること。
 自分のシャドーを他人に見つけると、人は不快になる。
・自我とは、私は私であるという気持ちを支える「意識の中心」
・自己とは、無意識と意識を合わせて完成した「心そのもの」
・個性化とは、自我と自己が認め合って一つになること

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